他ブログでも書いていたのですが、2020年3月頃から不調を感じ、検査を重ねた結果、大学病院で膣癌のステージⅢという診断結果が下されました。
長期治療、入院、放射線治療と抗がん剤投与、諸々を考えると家族のいる地域で治療を受けた方が良いと伝えられ、実家の関西に帰ることになりました。今まで大きい病気になったことは一切なかったので、色々感じることがあったので気づいたことなど書いてみようと思います。
家族の有り難みを知る
私はもともと結構ドライですし、仲が悪いわけではないのですがやはり実家に帰るのは1年に1度、また父の日、母の日などはネットで購入したプレゼントを送るくらいでした。
癌宣告された後、相談したら、「帰ってきてとにかくゆっくりしなさい」ということ。
手術費諸々なども気にしないで、お金のことよりも自分の体を考えなさい。
そう伝えられました。
実際帰省して、家に帰ると、まあ、色々口出ししてきたりとか多少の衝突はあるもののやはりめちゃくちゃ感謝と自分の不甲斐なさと。まあ、きっと親兄弟は何も気にしてないんだけど、「甘えるのは悪いな」とどこかで感じてしまっています。100%安心して甘えられるようになれたらいいな。
親戚も気にして連絡してきたり、お金をいただいたり。私からはいつも何もしないのになんて私の周りは温かい人が多いのだろう、と家族に対する感謝を毎日感じるようになりました。(もちろん煩わしく感じるときは多々ありますけれど)
いい友人に囲まれていたことを知る
私が病気と知ると、amazonギフト券を送ってきたり、ビデオレターを作ってくれたり
私は普段から友人に対してもドライな部分が多かったので、本当に恐縮であると同時に、なんで私は人に対してまでエコでいすぎたんだろう、、、なんて思ったりする。
確かにめんどくさい人はスルーでいいと思うけれど、いつからか人としてちょっと冷たいんじゃないかなーという対応だったり言動をしていたのではないかと反省。どうせひとりだし、という思考が根底にあったりするし、一人は悪いことじゃないし、でも一人でなんでもやってやるって信念があまりにも強かったので、こんなにいい人たちに囲まれていたのを改めて実感しました。
痛みや不安で集中力は激減!健康体の時もっとやっておけばよかった!
診察では、現状特に制限なく日常生活を送っていいとのことでした。(今の所仕事はお休みしています)が、日中勉強したりしよう!と思っても、不安だったり痛みだったりでじっとしてるのが結構辛い。。そもそも集中力なかった人だから余計ですが。
痛み自体はロキソニンで治る程度ですが、腫瘍の大きさや、今後の抗がん剤などを考えると毎日不安に襲われてしまいます。そのうち吹っ切れることができるのでしょうか。
日々受け入れているつもりだけど、やっぱりなかなか、難しいところがありますね。
日常でヨガや瞑想を取り入れたりもするようにしました。事故などの死ぬかも、、と違って毎日の死ぬかも不安ってやっぱりまだまだしんどいですね。
外的要因にしないこと
病気にしろ環境にしろ、ある程度の年齢で後天的な病気だったりは、やはり自分の責任だと思うんですね。逆に言えば自分次第でいくらでも変えられるんじゃないかなと思います。
今まで病気になる=その人のせいじゃない(もちろんメタボとか生活習慣病バリバリなのは論外ですが)と思っていましたが、やっぱりできちゃったものは自分が作っちゃったもんなので。同じ環境下でも体質やらでならない人もいるし、偶然だろうがなんだろうが作り出したのは自分。そしてそれを改善できるのも自分だけだと思っています。
人がこう言ったから、、ではなく全て自分で取捨選択して過ごしていこうと思います。